元銀行員として社会にどう貢献すべきか。
この17年間、そういう思いで仕事をしてきました。
これからも、何が出来るかを考え続けます。
現状の銀行と中小企業
銀行の融資審査は、定量分析に重きを置き、
過去データの財務分析に頼っています。
私が銀行員になった1983年まで遡ってこの34年間、その方法に大きな変化はありません。
その間に、バブルが発生し、崩壊し、金融機関の貸し剥がし、貸し渋りが起こりました。
その後も貸出は伸びず、中小企業の多くが資金繰りに悩み続けています。
中小企業の7割以上が赤字であることから、
銀行側からすれば、貸したくても貸しにくい中小企業が増えてきたことも重要な事実です。
これまでのやり方では、貸す側も変わらず、借りる側も変われない。
これから
これからは、
銀行側は、財務分析に加えて定性分析も重視し、
企業の将来性を見通せる目利きを多く育てることが課題の一つでしょう。
企業側も、銀行側に評価される将来を見通した計数管理を確立する必要があります。
私たちが構築した業績予測経営の考えは、
これまでの過去データ分析重視の視点を変え、視点を将来に向けていくことです。
過去の財務データを「活用」して業績を客観的に予測し、データ化、グラフ化します。
将来の数字が、心を動かし、今、どう行動すべきかを教えてくれるのです。
業績予測経営 先を見る目 先手
このままいけば決算がどうなるかを、
過去データを活用して社長とともに客観的視点から予測データを作成します。
この作業そのものが先を見る目となります。
出てきた客観的予測値と主観的な計画値を比較して、
「シミュレーション」で「修正予算化」して先手を打っていきます。
計画と予測管理の併用で、先行管理体制を強化していくのです。
銀行員の管理会計ノウハウを社長自身が身につける
その過程で、「銀行員の管理会計ノウハウを社長自身が身につける」という、
私たちのもう一つの役割を果たすことになります。
同じ環境下でも、黒字を続ける強い会社ほど、先行管理体制を構築し、
社長自身が数字に強いことも重要な事実です。
想像してみてください。業績予測経営の実践で先行管理体制を構築し、
銀行員のノウハウを社長自身が身につけるとどんなに力がつくことか。
これまで業績予測経営の実践支援を17年間続けてきました。
導入先の殆どが堅調な業績を維持しています。
10年間で、利益力を強化しながら売上を10倍以上に伸ばしている会社もあります。
また、業績予測経営の考え方は銀行側からも高く評価していただき、
資金の調達や金利の引き下げ、格付けの向上にも役立っています。
日本の未来のため
視点を将来に
業績予測経営Rで先を見通し、
社長の洞察力、決断力、実行力を高める。
中小企業の社長のお役に立つことで、
私たちも日本の未来に貢献していきます。
株式会社ラッセルマネジメントパートナー
代表取締役 亀谷長志 プロフィール